なかの歯科クリニック

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顕微鏡精密診療

上大岡においてのマイクロスコープ(顕微歯科治療)の状況

歯科用マイクロスコープは、血管外科・脳外科・整形外科などでも使われている手術用顕微鏡で、日本の歯科医院においては5パーセントほどしか導入されていない精密歯科医療機器です。単純計算で20軒に1つの歯医者さんにしか導入されていないということになります。
上大岡の歯科では比較的導入が進んできていますが、マイクロスコープ導入済歯科医院は、まだ少ないのが実情です。上大岡なかの歯科クリニックでは、治療の正確性、精度向上による治療の耐久性の向上をし、抜歯しない、神経を抜かない、歯を削らないというポリシーを実現するために、早期より歯科用マイクロスコープを活用できる環境を整えています。


根管治療におけるマイクロスコープ、歯科用CTの活用

根管治療の「三種の神器」と言われる、マイクロスコープ、歯科用CBCT(CT)、ニッケルチタン製ロータリーファイルを活用することで、ここ20年間の根管治療技術の進歩・発展で、より精密な治療が可能となってきました。CTで根管の解剖学的立体的構造を正確に三次元的に再現し、マイクロスコープで細く真っ暗な根管内を明るく照らして拡大像を観察しながら行う根管治療は、相乗効果が非常に高く、今まで治療困難であった難症例に対しても、高精度の診断と治療を可能にし、治療成績の向上を期待できます。


マイクロスコープ(顕微鏡治療)
従来の肉眼による根管治療では、暗くて細い歯根の内部は直視できないので、レントゲンと手の感覚だけが頼りのため、神経を取り残す可能性がありました。当院では、マイクロスコープを用いた治療を行なっています。マイクロスコープとは、歯を拡大して確認できる高性能な顕微鏡のこと。 最大で肉眼の約20倍での処置ができるため、今まで見えなかった歯の内部がハッキリと見えるようになり、神経の取り残しが少なくなりました。

高精細歯科用CTの3次元的画像を用いた診断
通常のレントゲン画像では、2次元的な画像情報となってしまい、歯根の数・形・長さがわかりにくいという問題があります。また画像に映らない部分があるため、病巣を見逃してしまう可能性もあります。上大岡なかの歯科クリニックでは歯科用CTの3次元的画像を用いた診断を行うことができます。CTの3D画像により情報量は増加し、診断の正確性は10倍以上に向上します。歯根の数・形・長さを正確に把握し、神経の形や位置、根の周りの病巣をより正確に観察することができます。

ニッケルチタン製ロータリーチップ、超音波チップを用いた根管治療
歯根内部はわん曲や分岐していたり、側枝(枝分かれした細い管)があったりと、複雑に構造をしています。そこで、上大岡なかの歯科クリニックでは超音波チップ、ニッケルチタン製ロータリーファイルといった特殊な器具を用いることで、神経や感染物質の取り残し防止に努めています。ニッケルチタン製ロータリーファイルは優れた柔軟性を持ち、折れにくく奥まで届きやすい。また、超音波チップは歯根の内部にしみ込んだ汚物や細菌まで除去することが期待できます。


歯科治療における顕微鏡歯科治療(マイクロスコープ)のポイント

・根管治療において、MB2等の肉眼では確認が難しい根管治療も可能に
・マイクロスコープ、歯科用CTを併用することで、高精度の診断・治療を実現
・被せ物や詰め物の適合を高めることができ、持ちが長くなる
・個人ごとの歯の微妙な色合いやグラデーション、シミなどの確認に役立つ
・歯との適合度を、0.1ミリ単位(マイクロ単位)で調整可能
・治療後の再発率を下げ、歯を削る、神経をとる、抜歯等を減らし、歯の残存率の向上
・虫歯などの異常を小さい段階で見つけることができ、早期発見につながる
・歯周病治療では、歯と歯肉の間(歯周ポケット)も細かく精密に観察することができる
・歯を削る範囲を最小限度に抑えた、ピンポイント的な治療が可能







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