なかの歯科クリニック

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CAD/CAM冠について

CEREC CAD/CAM冠のAIによる設計
CAD/CAM”とは、Computer-Aided Design/Computer Aided Manufacturingの略で、コンピュータを用いて設計や製造を行うという意味です。1985年にスイスで開発されたものが初めてと言われていますので40年ほどの歴史があります。日本では保険診療適応外としては認可を受け採用されていましたが、非常に高額であり一般的ではありませんでした。2014年の保険診療の改正で保険診療に組み込まれ,更に2024年6月の保険診療改正で適応症例が拡大されました。

CAD/CAM冠に用いられる素材

CAD/CAM冠に用いられる素材は、金属系から樹脂系、セラミックス系といろいろな種類があります。保険診療で用いられるCAD/CAM冠は、ハイブリットレジンとよばれる樹脂系ものです。これは、従来からあるレジンというプラスチック素材にセラミックスの微粒子を混ぜたもので、レジン単体では、強度が足りず、使っているうちに徐々にすり減ってくるのですが、そこにセラミックスの微粒子を混ぜることでレジンの強度を強くしています。

今までの差し歯の製作方法

従来から使われていた保険診療の差し歯と比べて大きく異なるのが、製作方法です。従来からの差し歯は、歯科技工士がひとつひとつ手作業で作いました。歯科医院で歯型をとり、それを元に石膏で出来た模型をもとに、蝋を盛って歯の形に作り上げ、その蝋で出来た歯を使って鋳型を作り、高温で溶かした金属を流し込みます。冷えかたまったら取り出します。形態に異常がなければきれいに磨き上げて出来上がります。

CAD/CAM冠の製作方法

現在、世界最高レベルの精度を誇るデンツプライシロナ社製のプライムスキャン、プライムミルを使用して製作しています。この装置にて3D光学スキャン(カメラ)を行い、専用ソフトを用いて歯科医師自身が設計してCAD/CAMやジルコニアなどのブロックを自動的に削り出し冠、インレー、ブリッジなどを院内加工にて製作しています。従来の粘土による片取り、石膏模型の作成、人の手による製作の誤差などがなくなり、品質のばらつきがなくなります。歯との適合が良くなることで装着時の治療時間の短縮、治療後の詰め物などの耐久性もも向上してます。

CAD/CAM冠の保険対応範囲

保険診療ですべての歯について適応されるわけではありませんが、2026年6月から大幅に適応範囲が拡大し、ほとんどの単独の歯(一部奥歯の1ほん飲みのブリッジ)に適応できるようになりました。

CAD/CAM冠を取り扱える歯科医院について

保険診療に導入されたCAD/CAM冠ですが、どこの歯科医院でも扱えるというわけではなく厚生労働省が認定した歯科医院でしか治療できませんなかの歯科クリニックは、厚生労働省認定の歯科医院です。


CAD/CAM冠のメリット

利点は、見た目の自然さですよりきれいなのは保険診療の適応外のセラミックス系のCAD/CAM冠ですが、保険診療のCAD/CAM冠であっても従来の銀歯と比べれば、見た目は非常にきれいになります。
CAD/CAM冠は、金属材料をまったく使わないので、歯科用の金属に金属アレルギーがある患者さんでも安心して装着することが出来ます。

CAD/CAM冠のデメリット

歯を失った場合に用いられるブリッジや、歯の補強、固定等の目的で複数の歯をつなげて被せる差し歯については、金属と異なり、強度の点から使えません。

このようにCAD/CAM冠には限界もありますので、適材適所をきちんとおさえておく必要があります。











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